歌手たち、カムバックを控えて厄払い?…“怪我注意報”

OSEN |

本格的な活動を控えて、厄払いでもするのか。グループ神話(SHINHWA)のヘソンを始め、ZE:Aのジュンヨン、F.CUZのジノンまでカムバックを控えて怪我をする歌手が続出し、音楽界では「怪我警戒注意報」が発令されているようだ。

F.CUZの所属事務所であるCanエンターテインメントは27日、「ジノンが26日、新曲『夢見るi』の振付の練習中、左の足首に怪我をして、捻挫した」と負傷を伝えた。これにより、当初8月2日に「夢見るi」をリリースしてカムバックする計画を持っていたF.CUZは、今後のスケジュールが変わる可能性が高くなった。

メンバーの負傷によって活動に問題が発生したのは、F.CUZだけではない。アイドルグループZE:Aは、リーダーであるジュンヨンの負傷によって、カムバック時期を先延ばした。ジュンヨンは5月、ある番組で滑ってしまい、足に怪我をした。

また、グループ神話では、久しぶりに活動を再開したヘソンが本格的な活動を控え、カムバックコンサートの場で怪我を負った。

3月25日、ソウルオリンピック公園体操競技場で行われた神話の14周年記念コンサート「ザ・リターン」のアンコールステージで、へソンはジャンプしながら着地する際、膝を脱臼し、膝軟骨と軟骨板内外の靭帯が損傷した。これによってヘソンはやむを得ず、神話ステージに上がることができなかった。

このように、歌手たちの負傷が相次ぐのは、カムバックを控えた様々な番組出演と同時に、練習も並行しているために発生するものとみられる。バラエティ番組を事前に収録しておいて、カムバック時期に合わせて放送されるようにするためだ。

音楽界のある関係者は、「歌手たちの殆どがカムバックする前にバラエティ番組の収録に参加する。番組がすぐに放送されるのではないため、カムバック時期に合わせて事前に出演する。なので、番組に出演して怪我をすると、カムバックスケジュールを調整しなければならない」と明かした。

他の関係者も「振付が激しいというよりは、早く振付を身につけるために振付練習を急いだ結果、怪我をするのだ」と伝えた。

このように最近、歌手たちの負傷が相次いでいるが、実は音楽界ではいつも「怪我警戒注意報」が下されているといえる。ダンス歌手なら、常に負傷に注意しなければならないためだ。

音楽界のある関係者は「負傷しないように、かなり気をつけている。はらはらしている」と心境を伝えた。また他の関係者は「ダンス歌手なら、常に負傷に注意する。でも注意していても突発事故が発生する場合がある。なので、少しでも異常があるようだったら、すぐに病院に行かせる。メンバーたちも自身のコンディションや具合をうまく調節している」と話した。

記者 : キム・ギョンジュ