「Dr.JIN」興宣大院君イ・ボムスの時代が幕を開ける

TVREPORT |

写真=イギムプロダクション
興宣大院君の時代が幕を開けた。

先週のMBC週末ドラマ「Dr.JIN」(脚本:ハン・ジフン、チョン・ヒョンジン、演出:ハン・ヒ)では、哲宗(チョルジョン)が悲劇的な死を迎えたことに続き、熾烈な論争の末、イ・ハウン(イ・ボムス)の息子、ミョンボクが王位に就く様子が放送された。

「ミョンボクが王位に就いても安東キム家門の権力だけは保証する」というイ・ハウンとキム・ビョンヒ(キム・ウンス)の取引があったためだ。歴史の通りであれば、幼い王高宗(子ジョン)の代わりに、興宣大院君の摂政が本格的に始まるタイミングである。

興宣大院君を呼称を手に入れたイ・ハウンは衣服から大きく変わった。ドラマの序盤で朝鮮時代の風雲児を名乗り、みすぼらしい服を身につけていたイ・ハウンは、宮を行き来しながら、キレイな官服に着替え、権力を握るようになると、頭のてっぺんからつま先まで派手な龍が刺繍された紗帽と官服を身につけて登場した。

また、服飾に似合う謹厳な表情と真剣な眼差しは、彼が朝鮮を自分が思い描いた姿に変化させることが出来るかと深く苦悩する様子が伺える。

これを見たネットユーザーらは「衣装からオーラが漂うようだ」「権力を握ったイ・ハウンが初心を忘れず、改革して欲しい」「誰がイ・ハウンをさまよう風雲児と言ったのか」などの反応を示し、新たな変化の動きを見せるイ・ハウンに対する期待を隠さなかった。

また、自分の思い通り、権力の中心に立つことになったイ・ハウンが、安東キム氏勢力、チョ大妃(先王の妃、チョン・へソン)など王権をけん制する勢力と民心の動向をどのようにして融合するかに多くの感心が集まっている。「Dr.JIN」は韓国で毎週土日の夜9時50分から放送されている。

記者 : チャン・ヨンジュン