キム・ヒョンジュン、チャン・グンソクなど…芸能人の住居が江南地域に集中している理由は?

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写真=The PRコミュニケーション
最近、芸能人たちの超豪華住宅が相次いで公開され、彼らが住んでいる家に対する関心も高まっている。

27日、The PRコミュニケーションによると、一挙手一投足がメディアの関心の的となっているスターたちの多くは、江南(カンナム)地域の高級ヴィラ(連立住宅)を好むという。外部からの視線が気になる職業であるだけに、セキュリティとプライベートの保護を同時に考えなければならないためだ。

好む住居地がかぶるため、有名スター同士が隣人となるケースも多い。特に論硯洞(ノンヒョンドン)、三成洞(サムソンドン)、清潭洞(チョンダムドン)などの特定地域は有名な韓流スターが多く住んでおり、不動産の景気が落ち込んでいる中でも“不動産一番地”として確固たる人気を有している。

現在、江南区清潭洞の某ヴィラには「芸能人の中で最も高い住宅の所有者」を記録した歌手チョ・ヨンナムが住んでいる。618平方メートル(618坪)の同ヴィラの時価は、60億ウォン(約4億1293万円)以上だという。同じヴィラの団地には女優ハン・チェヨンとチェ・ジウも住んでいる。また、大象(デサン)グループの長女でサムスン電子のイ・ジェヨン社長の元妻、イム・セリョンYZ&P代表とLGエレクトロニクスのク・ボンジュン副社長など企業家も同ヴィラを所有している。永東(ヨンドン)大橋の南側に位置し、漢江(ハンガン)の景色を丸ごと堪能できるということが特徴で、今年韓国の国土海洋部が発表した共同住宅価格の公示で最も高い住宅として記録された。

ソン・ユナ、ソル・ギョング夫婦が住んでいる清潭洞のヴィラも、“芸能人住宅”と呼ばれている。俳優チャ・スンウォン、女優ファン・シネをはじめ、SS501のリーダー、キム・ヒョンジュンもここに居住している。2010年11月に完工された同ヴィラは、清潭洞ギャラリア百貨店のブランド館の後に位置し、ヨーロッパ風の外観など最高級のエクステリア・インテリアを誇っている。周辺には公園や散策路があり、都心の中の田園生活を楽しめると評価されている。

江南区論硯洞は“スター財閥”に浮上した俳優チャン・グンソクが住居地として選び、注目を集めた。チャン・グンソクは分譲価格が40億ウォン(約2億7529万円)に上るヴィラに住んでいる。他に韓流スターのリュ・シウォンも同ヴィラを所有しており、女優イ・ヨウォンも居住中だ。隣人としては、新婚のソ・ジヨン、イ・へヨンらがいる。

同ヴィラは駐車場から団地の入り口、エレベーターという3段階のセキュリティ検査を通過しなければ中に入れないだけに、徹底したセキュリティを誇る。セキュリティやプライベートの保護に重点を置く需要者たちにはぴったりの住宅だ。また、家庭映画館や住居者専用のカフェなど、住居者たちの共同施設も抜群だという。

清潭洞、論硯洞とともに江南区の三成洞も芸能人たちに人気の住居地だ。女優ソン・ヘギョやソン・イェジン、俳優イ・フィリップはプライベートの保安に徹底したヴィラに居住している。また、歌手イ・ウンミも三成洞に居住中だ。同ヴィラは、女優キム・テヒが413平方メートル(125坪)のヴィラを30億ウォン(約2億646万円)で契約した後、解約したことでも有名になった。他に、チャン・ドンゴン&コ・ソヨン夫婦とコメディアンのイ・フィジェが住んでいるということで話題となったヴィラもある。チャン・ドンゴン&コ・ソヨン夫婦は最初、銅雀(トンジャク)区黒石洞(フクソクドン)で新婚生活を始めたが、その後セキュリティ上の理由から三成洞のAPELBAUMヴィラを選んだという。

業界関係者は「江南地域の高級ヴィラの場合、単独住宅に比べ管理が楽で、マンションに比べプライベートが保障されるというメリットがあるので、芸能人をはじめとする有名人が好んでいる。需要は限定されているが、VVIPだけを対象にしているということから、景気によるムラがないので問い合わせは続いている」と伝えた。

記者 : ソン・ヒョジョン