「王になった男」公開が迫り、高まる期待…8月に韓国で封切り

OSEN |

俳優イ・ビョンホンの初の時代劇である映画「王になった男」が、いよいよ長い道のりを終えてクランクアップし、イ・ビョンホンの時代劇演技に関心が注がれている。

「王になった男」は朝鮮時代の光海君8年(1616年)、毒殺の危機に陥った王に代わって、偽者の王になった賤民(最下層の階級の身分)のハソンが、偽王として王の代理を務めるという話で、実録から消えた15日間を描いている。

イ・ビョンホン初の時代劇で、一人二役の演技で話題を集めた「王になった男」は、14日に賤民のハソンが、妓房(朝鮮時代の芸者がいる店)で、王の真似をして風刺する場面を最後に、全ての撮影スケジュールを終えた。

同日、イ・ビョンホンは仮面をかぶって、庶民の恨みを慰める愉快な舞台を披露する賤民役を見事にこなし、現場にいるスタッフから拍手を受けながら、最後の撮影を終えた。

初の時代劇挑戦であるだけに、イ・ビョンホンが披露する演技に関心が集中している状況。既存の作品で安定的な演技力を披露した彼であるため、時代劇演技にも期待が高まっている。

韓国で、8月の秋夕(チュソク)連休の公開を確定している「王になった男」は、公開日の確定と共に、光海(イ・ビョンホン)の写真と、彼を巡る人物の写真も公開し、視線を集めている。
賤民のハソンを王の代役にさせる秘密の事件を主導するハギュン役のリュ・スンリョンは、今回の写真でカリスマ溢れる姿を披露した。映画「僕の妻のすべて」では、致命的な魅力の女たらしを演じ、好評を受けた彼は、今回の作品では正反対の冷徹かつ緻密な姿を通じて観客を虜にする見通しだ。

また、これまでの作品では主に明るいイメージを見せてきたハン・ヒョジュは、本当の王である光海と偽王のハソンの間で心的に葛藤し、秘密を潜めている王妃の役で、優雅でありながらも威厳のある、新たな魅力を披露する予定だ。

記者 : キム・ギョンジュ