韓国映画界の“Scene Stealer(スターより人気をさらうわき役)”として注目される俳優イ・グァンスが、KBS 2TVの新水木ドラマ「優しい男」に8月から出演する。

イ・グァンスは、今年の上半期だけになんと4本の映画に出演し、映画での出番も増えている。

これと共に、8月からドラマ「優しい男」で、3月に最終回を迎えたドラマ「僕らのイケメン青果店」以来のドラマ出演を予定しており、“優しい男”に変身する彼への期待が高まっている。

ドラマ「優しい男」は、ドラマスペシャル「普通の恋愛」で感覚的な演出を見せたキム・ジンウォンと、「ごめん、愛してる」「このろくでなしの愛」などを執筆した脚本家のイ・ギョンヒがタッグを組んだ作品だ。主人公のカン・マル(ソン・ジュンギ)が愛する女性(パク・シヨン)や記憶を失った他の女ソ・ウンギ(ムン・チェウォン)と激しくぶつかり合いながら起きる話を描き、その過程で生じる彼らが忘れていた大事な価値を思い出すようになる恋愛ドラマである。

イ・グァンスは、ドラマ「優しい男」で主演級の役を演じる。彼が演じるパク・ジェギルは、カン・マルの友人で、財力と学歴を持ち合わせた完璧なスペックを持つ男だが、優しすぎる性格で皆から甘く見られる“優しい”人物だ。

彼は、カン・マルの妹“チョコ”との縁で、マルと親友になって彼にいろいろ絡まれるようになる。また、マルの妹、チョコとの微妙な恋愛関係になり、純情派としての姿をアピールし、視聴者の注目を集めると見られる。

特に、イ・グァンスとソン・ジュンギは、実際にも親友として有名なだけに、ドラマの中で彼らの息ぴったりの演技がよりリアルに描かれると期待される。

ドラマの制作関係者は「台本を見てパク・ジェギル役にはイ・グァンスが最適だと思った。他の俳優は考えられないほどイ・グァンスがぴったりだと思ったし、すぐにイ・グァンスに台本を渡した」と伝えた。

イ・グァンスは、現在SBSバラエティ番組「ランニングマン」と映画「スーパースター(仮題)」(監督：キム・ソンフン)の撮影に励んでいる。一方ドラマ「優しい男」は「カクシタル」の後続作品で、8月から放送される予定だ。