Vol.2 ― キム・ヨングァン“彼女はいません。2年ぐらいスヒョクと遊んでいます”

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俳優キム・ヨングァンは5月30日に公開された映画「チャ刑事」を通じて韓国映画界に存在感を放った。コメディ映画で最もユーモアのない、真面目なキャラクターを演じて映画に重みを与えた。

彼は2008年、ドラマ「彼らが生きる世界」をはじめ、ドラマ「トリプル」「お嬢さまをお願い!」「見れば見るほど愛嬌満点」「ホワイトクリスマス」「チョンガー八百屋」「ラブレイン」などに出演してきたが、主役級で出演したのは今回が初めてである。

彼は「初めは公開されて本当に緊張していたが、少しずつリラックスできるようになった。まず初めてだったので、嬉しい気持ちだったり、『どうすればいいのかな』と心配したりした。初めは負担に感じたが、リラックスできるようになった」と感想を伝えた。

彼にとって撮影現場は楽しい場所である。映画「チャ刑事」を通じて撮影現場をさらに理解するようになり、ドラマよりは時間的余裕を持って撮影に臨むことができたとのことだ。

彼は「映画『チャ刑事』を撮影して大変なことはなかった。最後のファッションショーのシーンの撮影とドラマ『チョンガー八百屋』の撮影が重なった。それでドラマは夜9~10時、夜明けに映画の撮影に臨んだ。肉体的にきつかったが、撮影中は気持ちよかった。撮影に行くのはいつも楽しかった」と語った。

彼が楽しく撮影に臨めたのは、彼の親友イ・スヒョクがいてくれたからである。イ・スヒョクは映画「チャ刑事」でキム・ソンホ役に扮してキム・ヨングァンと共演した。

キム・ヨングァンはイ・スヒョクに対して「一緒にデビューした親友」と話し、「多くの人はスヒョクのことを勝気でクールだと思っているが、本当は可愛くていたずらも好きで、思いやりのある人だ」と語った。

続いて「スヒョクはいつも面白いことが好きで、退屈なのが嫌いな人だ。スヒョクと一緒にいると楽しい。彼はむしろ仕事をしているときに無口で冷たそうに見える。仕事をしているときは目つきが変わる。僕も目つきや表情が変わる方だ。僕は普段ジャージを着て髪も洗わずに出かけたりする。でも、仕事をするときには『頑張るぞ』と気合を入れるので、表情や目つきが変わる方だ」と語った。

モデル出身の俳優だけあって、ずば抜けたルックスの2人だが、彼女はまだいないという。ファンにとって幸いなことかもしれないが、2人にとっては残念なことである。

彼は「彼女はいない。スヒョクと僕は付き合った経験があまりない。どうして彼女がいないのかは分からない。2年ぐらいスヒョクと一緒に遊んでいる。僕たちは思ったより知り合いが多くない」と明かした。

さらに彼は「彼女がいない理由が分からない。腹が立つ。男2人が一緒にコーヒーを飲んだり、食事に行ったり、運動したりする。夜に会っては『何しようか?』と悩んだあげく2人で散歩する」と語って笑いを誘った。

キム・ヨングァンの理想のタイプは、自分の仕事を一生懸命にやり抜く女性である。さらに彼を気遣ってくれる女性なら言うことなしということだ。

彼は理想のタイプについて「常に心は開いているのに、彼女がいない。僕に新鮮なインパクトを与えてくれる方が好きだ。僕の知らないことを教えてくれる人、教わることの多い女性とか自分の夢に向かって進むかっこいい人に魅力を感じる。僕は、掃除などはできるけど、だらしないところがある。こういう僕を気遣ってくれる女性がいい」と明かした。

彼はイ・スヒョクと同じぐらい仲が良い人気グループBIGBANGのT.O.PとG-DRAGONについても語った。

彼は「スンヒョン(T.O.P)とジヨン(G-DRAGON)に会って一緒に飲む。特に何かすることはない。スンヒョンは隠れて飲むのが好きで、部屋を借りて美味しいものを食べて、お酒を飲みながら喋って家に帰る。僕とスンヒョンはお酒が好きで、スヒョクとジヨンは遊ぶのが好きだ」と明かした。

記者 : キム・ミリ、写真 : ハン・ヒョクスン