「カクシタル」監督“韓流スターたちが出演を避け、キャスティングに難航した”

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ドラマ「カクシタル」のユン・ソンシク監督が、韓流スターたちが出演を避け、キャスティングに難航していたと明かした。

23日の午後2時、ソウル汝矣島(ヨイド)63コンベンションセンターのジュニパールームで開かれたKBS 2TV新水木ドラマ「カクシタル」(脚本:ユ・ヒョンミ、演出:ユン・ソンシク)の制作発表会にユン・ソンシク監督らが出席した。監督は「キャスティングに難航していた。『カクシタル』は、日本統治時代を舞台にしているストーリーなので、韓流スターたちはやや出演を避ける傾向があった」と裏話を明かした。

ユン監督は「韓流スターのキャスティングに難航していたので、新しいスターを育てようと思い、チュウォンを主人公のイ・ガント役にキャスティングした。チュウォンは目がすごく良い。チュウォンが目に力を入れ、大きくすると原作漫画の中の四角い目になる。その眼差しを見てキャスティングを決めた」と説明した。

また、イ・ガントの兄、イ・ガンサン役のシン・ヒョンジュンのキャスティングに関するエピソードとしては「ガンサンはバカな演技をしなければならないが、バカな演技に関してはシン・ヒョンジュンが韓国一だと思い、キャスティングに一つの迷いもなかった。出演してくれたシン・ヒョンジュンに個人的にも感謝している」と伝えた。

予想視聴率については「15%からスタートし、40%台で終わるドラマになってほしい」と願いを語った。

「カクシタル」は、漫画家ホ・ヨンマンの同名漫画「カクシタル」を原作に制作した全24話のドラマ。1930年代の日本統治時代を舞台に、庶民の英雄“カクシタル”の活躍を描いた。「神の天秤」や「楽しい我が家」などを通じて、緻密なストーリー構成に定評のある脚本家ユ・ヒョンミと、「ザ・スリングショット~男の物語~」を通じて念入りな演出力を披露したユン・ソンシクプロデューサーがタッグを組んだ。ドラマ「赤道の男」の後続番組として30日の午後9時55分から韓国で放送される。

記者 : イ・ウイン、写真 : ムン・スジ