映画「ハナ～奇跡の46日間～」(監督：ムン・ヒョンソン、制作：ザ・タワーピクチャーズ)の主演ハ・ジウォンとペ・ドゥナがプロモーションイベントのため20日に来日する。二人は映画の背景となった日本の千葉を訪れて現地の関係者と「ハナ～奇跡の46日間～」を一緒に観覧する。

「ハナ～奇跡の46日間～」の関係者は19日「監督と主演俳優たちが映画の舞台であり、実際の撮影現場となった千葉で感謝の気持ちを伝える場を設けた」と述べた。

現在、MBCドラマ「キング～Two Hearts」に出演しているハ・ジウォンは時間を割くのが容易ではなかったものの、「ハナ～奇跡の46日間～」を日本に知らせるために1泊2日の時間を作った。ハ・ジウォンの所属事務所であるWellmadeのシン・スンフン代表は「ジウォンさんはドラマの撮影が忙しくて1日に3～4時間しか眠れない状況だが、映画の撮影をサポートしてくれた日本の関係者に感謝したいという意思を表明した」と話した。

映画で合同チームの最年長リ・ブンヒを演じたペ・ドゥナも「日本でも公開されると聞いた。韓日両国で『ハナ～奇跡の46日間～』の本気が通じることを願っている」と話した。映画「空気人形」で、日本で主演女優賞を授賞したこともあるペ・ドゥナは、今回「グエムル-漢江の怪物-」以来6年ぶりに韓国の映画に出演することになった。

「ハナ～奇跡の46日間～」は北朝鮮の大韓航空機事件で南北関係が急速に冷え込んだ1991年、日本の千葉で開かれた世界卓球選手権大会に合同チームとして出場した北朝鮮と韓国の選手たちが宿敵中国に勝って優勝した実話を描いたヒューマンドラマである。韓国で5月3日に公開される。