BTOBの練習室を襲撃 ― 可愛い“ペット系男子”たち

OSEN |

7人7色。弾ける魅力の新人グループBTOBの練習室を襲撃!今年の期待の星、BTOBは7人7色の魅力を持つ“ペット系男子”だった。

先月21日、1stアルバム「秘密(INSAME)」を発売したBTOBは、抜群の歌唱力と豊富な感性で連日ファンの心を惹きつけている。「秘密」が感性豊かなメロディーをアピールする曲であるだけに、ステージでのメンバーは真剣な姿を見せてきた。そこで、BTOBのありのままの姿を見てみようと、記者はBTOBの所属事務所であるCUBEエンターテインメントの練習室を訪ねた。

青いトレーニングウェアでで練習の真っ最中だったBTOBは、記者を見て「Born~to Beat! 」を叫び、アイドルらしい挨拶をした。練習に臨む時は強烈なカリスマ性を見せる彼らであったが、練習を離れると同年代の若者と変わらない、いたずらっ子に変わった。

BTOBの宿舎は練習室から歩いて5分。彼らは、スケジュールがない日は必ず練習室を訪れ息を合わせた後、それぞれ必要なトレーニングを受けると言った。彼らは同日、ダンスの練習、運動、ボーカル練習、外国語学習などに励んだ。いたずらは絶えなかったが、ダンス、ボーカル、外国語などのトレーニング時間には、誰よりも真剣に励む姿が印象深かった。

ステージでの動線を相談しながら真剣にダンスの練習をするBTOBは、直ちに運動に突入した。ミンヒョクは、派手なアクロバティックでメンバーから熱い反応を受け、イルフンは体全体でフラフープを回し、サーカスを連想させた。ソンジェは、20キロのバーベルを持ち上げながら「大したことではない」という表情を見せ、笑いを誘った。ストレッチで柔らかい体を自慢するウングァンとプニエル、腕の筋肉を作るため必死に練習するチャンソプなど、トレーニングルームはメンバーの気合の声でいっぱいになった。メンバーが口を揃えて最高のモムチャン(鍛え上げられた体)だと言うヒョンシクは、鏡に腕の筋肉を映して満足げな表情を見せた。ヒョンシクは、「ご飯をたくさん食べます。それほど運動していないのに、筋肉がよくつきます。」と言い、メンバーは、「息をするだけで筋肉が付くみたいだ。」とそれぞれに羨ましがった。

引き続き、ヒョンシクとメインボーカルであるウングァンのボーカル練習が始まった。ピアノの前に座ったヒョンシクは、上手に演奏しながら感情にのめり込んだ。ヒョンシクの演奏に合わせてボールペンをマイクにし、歌に熱中するウングァンは、誰よりも真剣だった。また、お互いを眺めながら和音を合わせ、美しいハーモニーを作り出した。

末っ子のソンジェとイルフンは、日本語の勉強に突入した。イルフンは、ソンジェに「これは、かならず覚えるべきだ」と直接丁寧に教えてあげた。イルフンとソンジェは、優れた日本語能力を誇った。グローバルアイドルになるための体系的な学習の成果であった。

トレーニングを終えたBTOBは、しばらく休憩をとった。休んでいる間、バナナを食べていたプニエルが、誇らしげに自分のかばんを持ち出した。彼のかばんからは、キャンディ、マンゴー、チョコレートなど、お菓子がたくさん出てきた。大きいかばんの8割がお菓子だったことでメンバーは、「プニエルがかばんを守った理由があった。これほどまでとは知らなかった。」と驚いた。PUNIELのお菓子を一つ選んだ末っ子のソンジェは、イルフンと共に分けあいながら、からかった。

練習室で見たBTOBは、どこへ向かうのか予想もつかない7人7色の魅力を持つグループだった。それぞれユニークな個性を持っていた。“番長”はいるのかと聞いたら、「うちのグループには番長がいない。眠る前に、気を悪くしたことがあれば集まって夜通し語り合う。すべてを打ち明けるので、一緒に生活しながら一度も喧嘩したことはない」と語った。

メンバーに血液型と性格を聞いた。さすが予想通り、性格も血液型もメンバーそれぞれだった。メンバーは競ってお互いの性格を暴露しようとした。

「ミンヒョク兄さんはA型だが、とても几帳面できれい好きな性格です。練習後もいつもきちんとしています。また、お母さんみたいによく面倒を見てくれるし、几帳面で宿舎でも『これ片付けなきゃ』とよく口にします。」(イルフン)

「イルフンは、メンバーの中で唯一のB型です。面白いのは、つい最近心理テストをしましたんですが、『スパーク型』になりました。一言でいうと、どこに飛ぶのか分からないということです。そのせいか、アイディアも豊富ですね。最近は作曲に夢中です。作詞は前からやってたし……」(ヒョンシク)

ヒョンシクの話が終わると、イルフンは「僕はモノマネも得意です」と言い、ニュースキャスターのモノマネを始めた。目を閉じて聞いているとニュースが流れていると間違えるほど、完璧なモノマネに驚くばかりだった。

「ヒョンシク兄さんは、A型でとても余裕がありますね。急ぐべき時も余裕をこいてるから問題だけど。ハハハ。また、繊細で前向きです。」(ソンジェ)

「リーダーのウングァンは、A型だけどせっかちですね。余裕がないです。ヒョンシク兄さんとは若干違いますが、それでもコメディアンのユ・ジェソク先輩のような気配りがあると言えるでしょうか。あまり怒れないタイプですね。また、謙遜します。私たちは冗談で、『頭を下げっぱなし』と言うんですが、実は礼儀正しくて、僕らのお手本となっています。」(ミンヒョク)

「とっぴなうちの末っ子、ソンジェもA型です。肯定的な性格が魅力ですが、いたずらがひどくて。神経が散漫で気を散らすときも多いですね。じっとしていられないですよ。うちのグループの可愛い子ですね。」(チャンソプ)

「O型のチャンソプは、本当によく寝ますね。いつだか僕たちががアカペラの練習をしていたら、メロディーが一つ抜けていたので、誰だか確認してみたら、チャンソプ兄さんが練習中居眠りをしていましたね。ご飯を食べる最中、手にスプーンを持ったまま眠ったこともあります。」(ミンヒョク)

「プニエル兄さんはアメリカ育ちだけど、そこでは血液型がよく分からないそうです。僕たちはAB型ではないかと思います。本当に突飛で面白いし、純粋だし、無垢なところが本当に可愛いです。言葉が遅くてじれったい時もあるけど。ハハハ」(ソンジェ)

先週デビューしたBTOBは、ステージでの公演をモニタリングし、物足りなかったと言った。プニエルは、「本当に物足りなかった。もっとうまくできたはずなのに……それでもモニタリング後、更に練習してステージに立つ度に成長していることを感じる」と話した。

音楽面で成長が見られないスランプが訪れると、メンバーは家族から一番慰められるという。ヒョンシクは携帯を取り出し、母から来たメッセージを読み上げた。

「息子よ、厳しいことはあなたをもっと強く成長させるよ。世の中にタダはないからね。一日一日あなたを作り上げていく時間だと思って、頑張ってほしい。あなたもよく分かってるよね?期待できる人になろうね。謙虚さも忘れずに。」と送ってくれました。本当に力になります。(ヒョンシク)

BTOBは、お互いを信じ、頼りながら本当に音楽を楽しんでいた。ファンから届いたファンレターとプレゼントを一つ一つ自慢しながら感謝の言葉も忘れなかった。また、いつまでもこのような気持ちを持ち続けるという暖かい心も覗かせた。「Born to Beat」音楽と共に生まれたBTOBは、これからもすくすく成長するだろう。

記者 : ファン・ミヒョン