JYJ、南米コンサート直前の正直な心境を語る

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写真提供=C-JeSエンターテインメント
人気グループJYJ(ジェジュン、ユチョン、ジュンス)が、K-POPアーティストとして初となる南米ソロコンサートを開催する。昨年4月からスタートしたワールドツアーは、9日(以下、現地時間)のチリ公演、11日のペルー公演で有終の美を飾る。

JYJは、このワールドツアーのために3年もの歳月をかけた。北米、アメリカ、ヨーロッパ公演を通してこれまで越えることのできなかったK-POPアーティストのソロコンサートの壁を乗り越え、待望の南米公演でワールドツアーのフィナーレを飾る。アフリカを除き、世界にK-POPを広めたJYJは、不可能を可能にした。

この南米ツアーに伴い、JYJは8日午後7時からチリ・サンティアゴ・ラディソンプラザホテルで韓国メディアとの記者会見を開催し、公演直前の正直な心境を打ち明けた。

最年少メンバーのジュンスは「幼い頃から世界地図を見るのが好きだったのですが、チリは珍しい形をしていて、本当に長いと思いました。その国で僕らが初めてソロコンサートを開催できるということが、まだ信じられません」と話した。

ジェジュンは「何年か前までは、アジア全域とアメリカの1都市だけでもワールドツアーと言われていましたが、ヨーロッパ、東南アジア、南米まで実際に世界を巡っているということが、本当のワールドツアーなのだと自負しています」と胸いっぱいの気持ちを伝えた。

続いて彼は「いざ南米まで巡ると、まだまだ行かなければならない国がたくさんあると感じました。そのため、1stワールドツアーで終わらず2nd、3rdワールドツアーへの期待が生まれました。僕たちの視野を広げるきっかけになったと思います」と語った。

JYJは、9日午後9時にチリ・サンティアゴの「TEATRO CAUPOLICAN(テアトロ・コンポリカン)」で南米公演をスタートさせる。すでに3,000席が完売となるほど、現地での人気は高い。この会場は、ヘヴィメタルバンドのコーンやX JAPANが公演した場所で、これに先立ち現地の有力紙などは「JYJが、ついにチリでコンサートを開催することになった」と大きく報道した。

ジェジュンは「アメリカ、ヨーロッパ、南米、中東の方々が、僕たちを応援してくれるということが、とても不思議に思いました。僕たちも果たして南米で公演することが可能なのか、不安でしたが、こうして公演をすることができたのは、K-POPを愛する皆さまの口コミから徐々に広がっていったのだと思います。こうして南米まで来ることができたのもこのような過程を通じて、もっとたくさんの愛を受け止めるためだったのではないかと思います」と説明した。

最後にユチョンは「チリ空港に到着した時、大勢のファンの方々が迎えてくれたことに驚きました。この中の方たちが、僕らのアルバムを持っていてくれているとか、空港に出迎えに来てくれるとか、韓国語で挨拶をしてくれるだとか、こうした純粋な気持ちに本当に感謝しています」とファンへ感謝の気持ちを伝えた。

JYJは、チリ公演を終えた後、11日にペルー・リマで南米公演のフィナーレを飾る予定だ。ペルー公演も6,000席がすでに完売している。

チリ空港に詰め掛けたファン、写真提供=C-JeSエンターテインメント

記者 : ナム・アヌ