ブレインブーム Vol.3 ― シン・ハギュン&チェ・ジョンウォン、心ときめくラブシーン TOP5

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写真=放送画面キャプチャー
ブームを巻き起こしたドラマ「ブレイン 愛と野望」がハンピーエンドで幕を下ろした。

KBS第2テレビ月火ドラマ「ブレイン 愛と野望」(脚本ユン・ギョンア、演出ユ・ヒョンギ、ソン・ヒョヌク、制作CJ E&M)はシン・ハギュンとチョン・ジニョンなどの素晴らしい演技力で「ハギュンアリ」(シン・ハギュンに夢中になっている)などの新語を生み出し、人気を集めた。

演技力以外に視聴者の注目を集めたのは劇中のラブシーンだ。チョ・デシク(シム・ヒョンタク)と看護師長ホン・ウンスク(イム・ジウン)、ヨ・ボング(クォン・ユル)とイ・ハヨン(キム・ガウン)の恋も視聴者から熱い支持を受けたが、最も支持を受けたカップルはイ・ガンフン(シン・ハギュン)とユン・ジヘ(チェ・ジョンウォン)、いわば「ガンジカップル」(ガンフンのガン、ジヘのジで“ガンジ”)だった。


“迫力引き寄せ”から“バックハグ”まで

「ガンジカップル」の恋のスタートとなったのはソファーで2人の微妙な感情を表現したワンシーンである“迫力のある引き寄せ”だ。第2話で、酔ってソファーの上で寝ていたガンフンは自分の顔をじっと見つめているジヘの手首を引いた。お互いの息を感じるほど近い距離で目を合わせた二人の姿が視聴者をときめかせた。

この日からガンフンのことが気になるジヘは第5話で、自分のために糸結びを教えてくれるガンフンが好きになる。“バックハグ”(ジヘの後ろに回って)をして糸結びを教えるガンフンの姿はジヘだけでなく、視聴者までときめかせた。


女心を揺さぶる「風船ガムキス」

「ブレイン 愛と野望」の最も印象的なキスシーンと言えば、第6話の「風船ガムキス」シーンだ。これはガンフンとジヘ、二人の関係が進展した名シーンの一つで、ジヘの唇についている風船ガムを取ってやるうちにキスをするガンフンの姿が視聴者の脳内に深く刻み込まれた。「お前、俺のことが好きなのか?」というガンフンのセリフの後のキスは「ガンジカップル」の愛を盛り上げた。さらに「ブレイン 愛と野望」に熱狂する視聴者の心にも火をつけた。


シン・ハギュンに照れながら告白「ジヘの脳の写真」

第12話ではジヘが自分の脳の写真でガンフンに告白する姿が描かれた。ジヘはMRI撮影で恋に落ちている脳だと判明した自分の脳の写真をガンフンに渡した。脳の写真を捨てるかのように見えたが、さっと自分のポケットに入れるガンフンの姿に視聴者は熱狂した。その後、告白に成功したジヘの嬉しそうな姿とこの状況を満足げに微笑むガンフンの姿はドラマをさらに盛り上げた。


甘く、ロマンチックなラブソングにキスまで

ガンフンが歌った。歌う姿だけでも「ブレイン 愛と野望」のファンは熱狂した。第19話で、ガンフンは自分のせいで過労で倒れてしまったジヘの看病をした。歌ってほしいというジヘに「行かなきゃいけないところがあるんだよ」と小学生みたいなかわいい言い訳の後、故ユ・ジェハの「憂鬱な手紙」を歌った。「賢いと言っても…」(賢い:韓国語で「智慧(ジヘ)」)という歌詞を繰り返し、キスをする。ジヘが涙を流しながらガンフンの気持ちを受け入れるシーンは多くの視聴者に感動を与えた。


シン・ハギュン&チェ・ジョンウォン、視線だけで視聴者は“ドキドキ”

ガンフンとジヘ、いわば「ガンジカップル」はスキンシップがなくてもロマンチックなラブシーンを見事に演じた。17日放送された最終回で、二人はお互いの気持ちを確認した。ジヘは家族と一緒に暮らすためにチョンハ大学病院ではなく、チェイル大学病院でフェローをすると決める。ガンフンが引き止めたが、ジヘの決心は固かった。しかし、ガンフンに恋する自分の脳写真で決心を覆し、結局ガンフンは目の前に戻ったジヘを見て微笑み、多くの女性ファンの嫉妬心を刺激した。
他にも犬猿の関係だったドラマの最初の頃に肩を貸し合って寝るシーン、実験中に指を切ってしまったジヘにツンツンとしながら丁寧に絆創膏を貼るシーン、ジヘが初デートの待ち合わせの場所と時間をガンフンの手の甲に書くシーンが「ブレイン 愛と野望」の名シーンだ。

記者 : キム・ミリ、翻訳:チョン・ジュヨン