オム・テウン、復帰作の映画「ショベルカー」7月27日の韓国公開を決定&スチールカット公開

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写真=キム・ギドクフィルム
キム・ギドク監督の7番目の脚本・制作映画「ショベルカー」(監督:イ・ジュヒョン、配給:キム・ギドクフィルム) が韓国での7月公開を決定して、報道スチールカットを公開した。

キム・ギドク師団であるイ・ジュヒョン監督の新作「ショベルカー」が、韓国で7月に正式公開する。映画「ショベルカー」は、1980年5月18日に勃発した光州事件当時、デモの鎮圧に動員された空輸部隊員キム・ガンイルが、退役後にショベルカー運転手として生きていっている間、偶然な事件をきっかけに約20年前に埋めておいた不快な真実を追う内容を描いた真実追跡ドラマだ。オム・テウンのスクリーン復帰作であると同時に、キム・ギドク監督の7回目の脚本・制作映画だと知らされて話題を呼んだ「ショベルカー」は、光州事件という韓国の歴史の一筋を素材にして、期待感をより一層高めさせている。

前作であるドラマ「ウォンテッド」で、視聴率のためにならば何事にもいとわない、冷血なプロデューサーのシン・ドンウクとして強烈な印象を与えたオム・テウンは、今回の映画でショベルカー運転手ガンイルを演じた。ガンイルは、ショベルカーに乗って真実を追跡する過程で、過去の軍隊動機と上司の隠された傷を見つめることになる人物だ。公開されたスチールカットに写った、悲壮な表情でショベルカーを運転する姿は、彼が果たしてどんな真実に向き合うことになるのか好奇心をくすぐる。ワントップで主役を演じたオム・テウンは、様々な人物との出会いの中で体験する感情を繊細に表現して、作品全体をリードしていくと見られる。

「赤い家族」(2012) で新しい反響を起こしたイ・ジュヒョン監督は「ショベルカー」を「加害者であると同時に被害者にならなければならなかった、デモ鎮圧軍の傷を描いた映画だ」と説明して「観客もまた、彼らの傷に対する責任が誰にあるかを考えてみてほしい」と演出意図を伝えた。

「ショベルカー」は、韓国で7月27日に公開予定だ。

記者 : シン・ソウォン